○説明員(平松誠一君) ただいまの御質問の点でございますが、これは農地とするために買い上げたものでございまして、そのもとの所有者が東亜港湾であったという関係でございます。必ずしも農地だけというふうに法律ではなっておりませんです。 なお、その法的な根拠につきましては今調査中でございますので、なおしばらく御猶予願いたいと思います。
○平松会計検査院説明員 まず最初に、セメントの売り上げ計上の時期についての問題でございますが、山本参考人は、契約の時期をもって計上しても差しつかえないのじゃないか、しかも、経理関係におきまして、販売がどの程度に販売されておるかということを早く掌握するためにも、契約の時期が適当であるというふうな弁明書になっておると考えております。この点につきましては、一般の企業会計の原則によりますと、製品の売上高の損益
○平松会計検査院説明員 日本放送協会の三十四年度決算につきましては、書面検査のほか、協会本部並びに大阪、名古屋、広島、札幌の各中央放送局及び福岡放送局の実地検査をいたしました。実地検査の施行率は、収入面ではラジオ四〇・一%、テレビ六一・六%、支出面におきましてはラジオ七四・八%、テレビ八九・五%となっております。検査の結果につきましては、特に不当と認めた事項はございません。 そのほか注意した事項もございません
○平松会計検査院説明員 少し古くなりますが、三十四年の七月八日から二十五日にわたりまして、開発会社を検査した際におきまして、経費の節減ということにつきまして、旅費を見ると、東京−仙台間の旅費が相当たくさん使われておる。これは役員が東京と仙台と両方にいるというような関係で、いろいろ連絡についても必要な経費と思われるけれども、しかし業務の運営を考慮すれば、こういった旅費についての節減の余地があるのではないか
○平松会計検査院説明員 私ども検査しました結果によりますと、実際の契約はその日以外であったということを確認するような資料がございませんので、その日に一応できたものと認めた次第でございます。
○平松会計検査院説明員 私ども東北開発株式会社に検査に参りましたのは、七月十四日から八月四日までの間でございまして、六、七名の者が参っております。それでその際に、決算の点につきましても指摘いたしたのでございますが、先ほどのこの決算の関係を発見しました動機につきましては、先ほどもお読みいただいた通りでございますが、なお、それを少し敷衍して申し上げますと、個々の収支というものは一応三月末ではっきりするわけでございますが
○平松会計検査院説明員 その点につきましては、私どもどういうふうにお考えになったかということを推測するのは困難でございまして、答弁は控えさせていただきたいと思います。
○平松会計検査院説明員 ただいまの点は、まだ仮契約の段階でありますので、手付金として受け取ったわけでございます。現実に売買が成立しておりますれば、そこに損益という関係が起りますが、まだ仮契約の段階であり、手付金として受け取ったものは損益という観念はまだそこには生じないわけでありますので、一般の会計処理の原則から申しますれば、手付金は仮受金として処理すべきであり、それを利益としたならば、どのくらいの坪数
○平松会計検査院説明員 三十四年度の検査は、三十五年の七月ごろに実地検査をいたしたと考えております。実地検査の結果、先ほども報告にありましたような事項を発見いたしましたので、検査院といたしまして、厳重に検査の結果として注意を申し上げた次第でございます。 三十五年度につきましては、やはり昨年の七月ごろに検査を実施いたした次第であります。
○平松会計検査院説明員 この点につきましては、三十五年度の決算の操作と同じように適当ではないと考えておりますので、私ども三十四年度の検査をいたした場合にも、この点は厳重に注意をしてございます。それにもかかわらず、三十五年度で再び同じような事態が繰り返されておりますので、検査報告にも掲記をした次第でございます。
○平松会計検査院説明員 ただいまの点でございますが、今副総裁のお話を聞きますと、大体三月末には合意ができておったというお話でございますが、そもそも、私どもが検査に参りまして、この問題を見つけ出すまでの過程を申し上げてみますと、三月末までに一応収支というものは固まるわけでございますが、それを最終的な決算にするまでは、整理期間的なものがあるわけでございます。それでその決算を作り上げますまでの整理期間内の
○平松会計検査院説明員 ただいまの点につきましては、そういう点を承知いたしております。ただ、実際、初めできましたものにつきましては、ある程度品質が落ちておったという風評もあったようでございますが、その後、製品はだんだんりっぱなものができるようになりまして、現在におきましては、ほかのものと比べて遜色ないようなものが販売されておるというふうに、私どもとしては考えております。
○平松会計検査院説明員 なお、ちょいと補足して申し上げたいと思いますが、ただいま委員長から、決算が虚偽に作成されたというようなお言葉がございましたが、私ども検査した結果につきましては、虚偽に、故意にそういった決算を作ったという回答は得ておりません。ただ、先ほどお話のございましたように、秋田木材に対しまする土地の売却につきまして、実際は三十六年の五月に売買契約が成立したものを、秋田木材との話し合いの上
○平松会計検査院説明員 あまりたくさんの事項でありますので、ちょっと聞き漏らした点もあるかと思いますが、わかります範囲内で御答弁いたしたいと思います。 まず第一の決算の点でございますが、適正な損益を表示すれば三億幾らになるということでございますが、私ども検査報告の中に掲記しております分は、土地の造成関係の損益の修正の点だけでございまして、この分だけで申し上げますと、二億八百余万円が赤字になるということは
○平松会計検査院説明員 日本放送協会の三十四年度決算につきまして、書面検査のほか、協会本部並びに大阪、名古屋、広島、札幌の各中央放送局及び福岡放送局の実施検査をいたしました。実地検査の施行率は、収入面では、ラジオ四〇・一%、テレビ六一・六%、支出面におきましては、ラジオ七四・八%、テレビ八九・五%と相なっております。 検査の結果につきましては、特に不当と認めた事項はございません。そのほか注意いたした
○平松会計検査院説明員 注意というほどのことではなしに、気のついた点では若干申し上げたこともございますが、それほど大きな注意事項というようなものはございませんでした。
○平松会計検査院説明員 特に注意申し上げたような事項はございません。
○平松会計検査院説明員 日本放送協会の検査につきましては、書面検査を常時実施いたしておりますほか、実地検査の方法によって検査をいたしております。 三十二年度につきましては、協会の本部並びに七中央放送局のうち、松山、熊本両局及び福岡、長崎両放送局の実地検査をいたしました。実地検査の施行率は、収入面におきましては、ラジオ三〇・三%、テレビ五四・八%、支出面では、ラジオ六〇・八%、テレビ八三・三%という
○平松会計検査院説明員 まず、日本専売公社関係についてでございますが、三十三年度につきましては、特に補足して報告する事項はございません。 三十四年度につきましては、個別事項は、不正行為一件でございます。これは米子支局で、三十三年八月から三十四年九月までの間に、関係職員により、白塩、一万六千七百四十六キログラム売り渡し価格が二十一万七千余万円のものを領得されたものでございます。 なお、両年度とも、
○平松会計検査院説明員 これは、金利の点だけははっきり不当といたしまして、四百余万円のものは、公社が負担すべきものでなしに、公共建物が負担すべきものであるということでいったような形になっております。従いまして、その金額は回収されておるわけでございますが、なお書きでうたっておる部分が今の千七百万円かと思いますが、これは実際かかった経費だけを払えばいいというのか、適正な実費として、請け負ったものの企業的
○平松会計検査院説明員 結局そのものは国が買い取るわけでございますから、買い取る分につきまして、その原因となりました契約がどういうものであったかということについては、タッチしておるわけでございます。それから工事費そのものにつきましても、相当当時いろいろ照会しておりますが、これは公社の方で公共建物の建設費の実費を調査することができるような権限になっておりましたので、その権限に基づきまして、私どもも、公社
○平松会計検査院説明員 公共建物の場合におきましても、事態によりましていろいろあるわけでありますが、最初の三宮からこの日比谷電電の前までの分につきましては、これは建てたものを数年にわたりまして購入しておるわけでございます。従いまして、購入の段階に至りまして、初めて検査院が検査するということになります。それから今度の日比谷電電の建物につきましては、これは公共建物が建てたものを共済会が買いまして、そのものを
○説明員(平松誠一君) ただいまの点につきましては、先生のおっしゃる通りでございまして、私ども、ただ使用料を取っていないから取れという趣旨で、指摘しておりません。事態によりまして、すみやかに撤去して、不法占拠の事態を解除すべきものはすみやかに解除する、こういうような指摘をしておる次第でございます。
○説明員(平松誠一君) ただいま国鉄関係が議題となっておりますので、私から国鉄関係について御答弁申し上げたいと思います。 今の国鉄関係のガード下その他の固定資産の不法占拠等につきましては、私ども常時検査をいたしておりまして、これは三十年の検査報告には、総論の方におきまして、ガード下の不法占拠されている例が多い。そこで承認を要するものにつきましては承認の措置をとり、承認するのに支障があるものにつきましては
○平松会計検査院説明員 私どもの方といたしましても、前からそういう請求すべきものがあるということを十分承知しております。ただ、先ほどからのお話もありましたように、この問題が、国内の規則に従って計算した額で取れるのだというだけのものならば、早く取れということを請求すると同時に、いつまでも取らないならば、どうして取らないのかという文書による照会もできたことかと思うのでありますが、この問題は、先ほどからのお
○平松会計検査院説明員 まず、日本電信電話公社三十三年度の検査の結果について、御説明いたします。 個別事項として記載しておりますものは、物件二件、不正行為二件、計四件で、前年度の六件に比べて、減少しております。 三五二号は、日本電信電話公社で購入した通話路変換装置についてであります。この装置には、GPM一号FA整流器が装置一個に三十二個から九十六個実装されており、そのほか、交換用予備として四個から
○説明員(平松誠一君) 北海道東北開発公庫、日本開発銀行、日本輸出入銀行の昭和三十三年度検査の結果につきましては、特に不当と認めて検査報告に掲記した事項はございません。 業務の概要が百四十二ページから百四十三ページ、百四十六ページから百四十七ページ、同じく百四十七ページから百四十八ページにそれぞれ記述してございますが、これにつきましても、特に補足して説明申し上げる事項はございません。 以上でございます
○説明員(平松誠一君) 住宅金融公庫の三十三年度検査の結果につきましては、不当と認め、検査報告に掲記した事項はございません。業務の概要について百三十九ページから百四十ページにかけて記載してございますが、これにつきましても特に補足して説明申し上げる事項はございません。 公営企業金融公庫につきましても、検査の結果、特に不当と認め、検査報告に掲記した事項はございませんでした。業務の概要につきまして百四十四
○平松会計検査院説明員 予定価格は間違って積算をいたしておりますけれども、入札いたす方の側におきまして、自分の方ではそれほどかからないというようなことで、正確な見積もりをいたしますれば、当然その請負額が安くなってくるわけでありますが、実際入札した結果を見ますと、予定価格といたしておりますものと、それから落札価格との間に、それほどの開きがない。ところが、予定価格の方にはまずい点がある。従って、そのまずい
○平松会計検査院説明員 大体この案件に載っておりますものは、公開競争入札あるいは指名競争入札によっておりまして、工事そのものにつきましては、大体指名あるいは公開競争入札によってやるものが多いと思います。なお、その指名競争のやり方につきましては、これは、一般会計なり特別会計など、国の各省でやっておる競争のやり方と、別に変わった点はございません。 なお、入札の際にそういったことが発見できなかったかどうかということでありますが
○平松会計検査院説明員 まず、昭和三十三年度日本国有鉄道関係につきまして、御説明いたします。 個別事項は、不当事項五件、不正行為一件、計六件でございまして、前年度の十六件に比べて少なくなっております。 三四六号から三四九号までは工事に関するもので、三四六号は、東京電気工事局の委託により、盛岡工事局で東北線電化のため必要な自動信号機用の継電器類を収容する建物及び付属設備を施設したのでありますが、着手
○説明員(平松誠一君) 勧告をしたという事実はございませんですが、その点はこちらも検査院といたしましても留意しておるところでございます。あまりに実際の償却額よりも非常に多い引当金ができるというようなことでありますれば、その際には何らかの措置を考慮すべきであるというような勧告もすべきであるとは思いますが、現在のところは、一応償却引当金として留保する限度額が大蔵大臣からも指定されておりまして、限度がきまっておるわけでありますが
○説明員(平松誠一君) この業務方法書に定める貸付の限度をこえる結果となっておるというものでありますが、これは貸付を受けます際にはこれこれの事業をする、こういう計画でありまして、これだけの金が要るから——その大体業務方法書にきめておりますものは八割を貸すということになって、その八割相当額が貸し付けられるのでありますが、実際の仕事をやってみますとそれだけの金が現実にはかからない。そこでその実際かかったものの
○説明員(平松誠一君) 昭和三十三年度の農林漁業金融公庫関係につきましては、昭和三十四年の四月から九月までの間に千七百九十件、五十九億二千三百余万円の貸付金につきまして調査いたしました結果、業務方法書に定める貸付の限度額をこえる結果となっていたものや、貸付対象事業に補助金の交付があった後も、補助金相当額がそのまま貸し付けられていたものなど、貸付後の管理が不十分と認められたものが、前年度の調査未了のものを
○説明員(平松誠一君) 国民金融公庫、中小企業金融公庫、中小企業信用保険公庫の昭和三十三年度検査の結果につきましては、特に不当と認めて報告いたす事項はございません。業務の概要につきましては、百三十八ページから百三十九ページ及び百四十二ページ並びに百四十五ページに記載してございますが、これにつきましても特に補足して説明申し上げる事項はございません。以上でございます。
○説明員(平松誠一君) ただいまのお尋ねに対しましてお答えいたしますが、御指摘の点はその通りでございます。と申しますのは、この損害額を回収いたしますために、本人との間に簡易裁判所で即決和解の手続をとりまして、年々の分割払いとして回収することにいたしております。そういうことで、時期によりましてその差が出てくるわけでございますが、ただいま私どもの方でわかっております一番新しい資料によりますと、これは三十六年二月現在
○説明員(平松誠一君) この不正行為の金額の回収状況につきましては、ここに書いてございますのは三十四年九月三十日現在でございますが、その後の回収状況について申し上げますと、三百五十四号の方は昨年の九月までのものが一応調べてございますが、十八万五千円の回収額になっております。それから三百五十五号の方は回収済額は三十五年九月末現在で二十一万七千九百五十七円というような状況でございます。なおこのような事態
○説明員(平松誠一君) 三十三年度の日本電信電話公社関係の検査の結果について御説明申し上げます。個別事項として記載しておりますものは物件が二件、不正行為二件、計四件でございまして、前年度の六件に比べまして減少いたしております。 三百五十二号は日本電信電話公社におきまして購入いたしました通話路変換装置についてであります。この装置にはGPM一号FA整流器は装置一個に三十二個から九十六個が実装されておりまして
○説明員(平松誠一君) 三十三年度の専売公社関係につきましては、特に不当と認めて検査報告に掲記した事項はございません。事業の概要と損益の事由につきまして百十八ページから百十九ページにかけて記載をしてございますが、これにつきましても特に補足して説明申し上げる事項はございません。 以上でございます。